100に纏わるお話その10~童謡、映画、そして校歌~

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2018年は、童謡誕生100年の年でした。

1918年7月1日、児童文学誌赤い鳥が創刊され、そこからたくさんの素晴らしい童謡が生まれました。

一般社団法人日本童謡協会では、記念誌を作り、また、記念コンサートも開催されました。

さて、この日本童謡協会の会長を務めていらっしゃるのが、湯山昭さん。湘南26回生です。

作曲家として数多くの作品を残されています。ご長女は、有名な著述家である湯山玲子さんです。

そして…

このみちは いつかきたみち あぁ そうだよ ・・・・・

こんな童謡を誰しも一度は口にした思い出があるのではないでしょうか。

童謡100年記念として創られた映画「この道」。この1月に公開され、3月2日には茅ヶ崎でも上映会が開かれました。

赤い鳥を通して多くの曲を作り出した名コンビ 北原白秋と山田耕筰 二人の出会い・人生を描いた作品です。

待ちぼうけ からたちの花 ペチカ など、今でも歌い継がれています。

童謡もさることながら、このお二人と言えば・・・

秀麗の富士を高く 西に仰ぐこの丘・・・ ですね!

1933年、まだ湘南中学の時代、お二人の手による「校歌」が発表されました。

まもなく湘南高校にも新一年生が入学します。2021年、湘南100歳の時に3年生となる彼ら。

童謡が100年を超えて歌い継がれていくように、湘南生はこの「校歌」を次の100年に歌い継いでいきます。